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2017年正月のDIY

自宅・庭からの初日の出.

新年,明けましておめでとうございます.
今年もよろしくお願いします.

そして,今年の初月の入りです.今年の正月は非常にきれいな三日月でしたね.
これも自宅・庭から撮りました.山に入る間際を収めたものです.

ところで,盆正月で実家に帰るたび,父と私達兄弟で一緒に作っているものがあります.
それがこれ↓

父は「あたご」と名付けている小屋です.手製のクジラの看板に「あたご」と書かれているのが分かります.
父にとっては山作業の拠点.そして老後の楽しみ,いわゆるDIYっていうやつです.
あと,もし自宅が地震などの災害で使用不能になってしまった時に,緊急避難場所として利用する計画もあるようです.
ちなみに,この小屋の名称である「あたご(愛宕)」ですが,防火・防災の神様のことを指します.海上自衛隊の新鋭護衛艦に「あたご級」というイージス艦がありますよね.それと由来は類似しているかと思います.

今回はこの小屋の居住性を高めるためのアップグレードを施すことにしました.

昨年は小屋の東側に板を張りました.以下,昨年の作業中の写真2つ.

でも,上の写真で分かるように,側面を板張りにしたものの,小屋の内部は開放的です.
なので今回は,ここを仕切って扉をつけようという計画です.

まずは基礎をつくります.
敷居としてレールを敷き,柱と鴨居をとりつけ,そこに引き戸を入れました.引き戸はお寺の廃材を再利用することによって,ありがたい雰囲気を取り入れました.
こんな感じになります↓

これに板を貼り付けていきます.

引き戸を閉めるとこうなります↓

ひとまず今回はここまで.
あとの細かい部分は,父がのんびりやっていくそうです.

ちなみに,内装はこんな感じです.


上の写真の奥に写っているように,ここには水道だけでなく,山からの「湧き水」を引いています.
水道が止まっても大丈夫なようにしているんです.

次は内部の壁を張り,天井にも不燃性の発泡スチロール材を貼り付ける予定とのこと.あくまでここは「あたご」なので,かっこよさよりも安全性と機能性を重視します.

今年のお盆に,さらなるアップグレードを予定しています.
「暖炉」の設置を計画中なんです.暖を取れる上に調理もできればいいなということで,目下,どういう暖炉がいいか思案にふけっています.

小屋の周りも徐々に庭園化が進み,父の20年来の楽しみが広がっているようです.

私もこれを受け継いで,この山と庭を発展させていきたいところです.

そう言えば,こういう感じで建物や敷地を発展させていくコンピューターゲームがあるかと思いますが,それよりよっぽど楽しいですね.
私も実家に帰る楽しみの一つになっています.