投稿

4月, 2012の投稿を表示しています

注目の投稿

忙しかった4月と愚痴

長らくブログ更新をせずにおりました. 4月に入ってやっと2回目. お久しぶりです. というのも,新年度が始まったこともあってバタバタしていたこともありますが,「えっ,それって私の仕事?」「他に手伝ってくれる人はいないの?」と愚痴りたくなるような不思議な仕事のオンパレードでして,まさに “ブログを書く暇もない” というのがウソではない状態が続き,冗談じゃなく 自宅(起床)⇒コンビニ⇒大学(仕事)⇒ラーメン屋⇒自宅(就寝) を繰り返していた1ヶ月です. 特に,学生たちが主体的に企画する地域交流イベントの指導 (つまり,あたかも学生たちが企画してるように見せかけて,実は我々教員が裏で糸を引くという寸法)が異様に手間取って面倒な事になってしまいました. 前述したように,“あたかも学生たちが自分たちで企画しているように” 見せかけておかなければならないので, “私たちって,学生なのに自分たちだけでこんなに出来た!” と錯覚させるよう仕掛けなければならないわけで. これまた学生の出来なさっぷりがヤバくて,同僚の先生と一緒に学生たちに何度もキレかかりながら, 「わ~,皆すごいすご~い」 と,“●もおだてりゃ” ということで頑張ってきた次第です. 以前も書きましたが,私の大学教育のスタンスは 「日々の授業に価値はない 価値は大学生活全体を通して得られるもの」 というものですので,私としてはこういった授業以外の活動に熱心に仕掛けを施しておるのです. とは言え,さすがに今回は疲れました. 神戸マラソンの時よりも疲れました. 具体的にどんなことをしているのかと言うと,今回は地域住民の方々を学内にお誘いして簡単な交流パーティーを開いたのです. こういったパーティーの計画と実施を学生が中心となってやるというもので,直接的には企画・運営能力を養い,且つ,自分に何が足りないのか?自分は何が得意なのか?を気づかせる狙いがあるわけです. 小規模な大学ですし,失礼ながらそんなにキレ者が入学する大学というわけでもないので,こういう地道な活動が学生の能力アップにつながっているのを肌で感じています. それに,いくら「日々の授業に価値はない」とは言え,そうした授業へのモチベーション・アップにつながってもいるのです. 自分に足りないものを直視できるわけですし,授業でやっていることが何に生きてくる

iPadの実力

2012年度が始まりました. 第1回目の授業は,何度やっても不思議な緊張感がありますね. 無事に終えることが出来たので幸いです. 順調なスタートを切れました. ところで, 最近,Appleより3代目のiPadが販売されました. 3代目だからといってiPad3と名付けられることはないのですが,巷では事実上の「Pad3」として呼称されています. 私はというと,最新のiPadを購入する予定はなく,昨年の春に購入したiPad2をこれからも使い続けるつもりです. 私はこのiPadを仕事や授業,プライベートなどでも使い倒しており,かなり重宝しております. でも, このiPadなんですけど,初代iPadの頃から言われていることで,気になっていることを少しだけ皮肉りたいと思います. 「Appleから金をもらってるわけでもないのに,調子にのっていい加減なこと言ってんなよ」 というところでしょうか. まぁ要するに, 「iPadで仕事がはかどるようになる」 というのは,かなりの部分が妄想と誇張です,ということです. 同業である大学教員の中にもいるのですが,「iPadで仕事がはかどるようになった」と言うだけならまだしも,「授業も研究もこれ1枚」「iPadがあれば,いつでもどこでも仕事ができる」などと知ったかをする人がいます. 「私は最新テクノロジーを駆使できるのだ」と言いたいのかもしれませんが,「授業も研究も・・・」というのはさすがにウソでしょ. 我々大学教員が扱う程度の「プレゼン(授業含む)」や「データ処理」そして「論文執筆」など,いわゆる「ガチの作業」はiPadではできません. 大学人の仕事は多種多様とは言え,ホントに「iPadで大部分の仕事が完遂できる」なんていうのは,大した仕事していない人です. 私なんか,iPadだと短文のメール打つのも面倒だと思ってるくらいで(というか,仕事で短文のメールなんか打たない),スマートフォン(初代Xperia)と大差を感じません. では,iPadのどこに魅力を感じているのかというと,「起動の速さ」と「ウェブ・ブラウジングの容易さ」です. 最近の大学は学生の出席管理をウェブでできるようになりました.ですので,起動が速くてサクサクとブラウジングできるiPadは便利です. 学生たち