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ファンタジスタが関西に来たとき

新年早々,例のファンタジスタが東京からやってきます.
来年は良い年になりそうにありません.

教員採用試験に合格したということで,お祝いをしてほしいとのことです.
しょうがないので行ってみることにします.
久しぶりのファンタジスタの会ですね.

今回は小規模な会になるかもしれませんが,人が多くなってきた場合は前任校の近くにある美味しいそば屋で鴨鍋でもつつきたいところです.

いや,ダメだ.
次の日が早速授業なので,やっぱり余裕で帰れる場所がいいですね.
まぁ,いっそ休講にしたろか,とも思いますが,ファンタジスタごときで赴任1年目の私が睨まれたくはありません.
でも,授業は昼からだし.鴨鍋も食べたいしなぁ.
悩むところですね.


それでも,今年は「教員採用試験」が私のキーワードになったような気もします.
私の周りの人々の間でも,仕事柄でも.

頑張っているのになかなか合格しない人,頑張っていないのにこのブログ見て合格する人.
いったい何が違うんでしょうか.
合格した人からいろいろ話を聞いて,自分なりに分析したいと思います.

とりあえず今の仮説.
非常勤講師を続けている人で,悪い噂や浮いた話がない人を採用する可能性大.
やっぱり問題を起こす人は御免ですから,玉石混合の中からより確実な人間を探し出そうと思ったらコレでしょう.
それに,教師なんていうストレスの多い仕事,私なら御免です.
私の場合,ギリギリ大学教員ということで助かっています.
教師という仕事を続けていられるということ自体,非常に大きなアピールになるはずです.

そして,物怖じせずにしゃべることができる,というのも大事だと思います.
これは流暢にしゃべれるということとは違います.
下手に流暢なトークを展開すると,嫌な印象を与えますので.人間,そんなもんです.

こうした地盤を持った上で個性的な人,ということになるでしょうか.
ただ個性的だったらバカと変わりないので,上記2つをクリアした上で,ということになります.

ある意味,ファンタジスタって教師に向いているのかもしれません.
もう一人,小学校教員になりたいと,通信教育を受けている学生がいます.
昨年の卒業論文で大騒ぎした人ですが,これもまた盛大にファンタジスタ.
来年あたり「合格しました」と連絡がくるやも知れません.


大学の非常勤講師や専任になるかどうかも同じだったりします.
大事なのは,紹介する人が責任をもって推せる人物かどうか.
そうでない人は仕事はもらえません.
大学としても今のご時世,失敗は許されないので,教員選びは実力よりも信頼性が大事になってきます.

てっきり自己アピールが大事だと勘違いして,いそしく動き回る人がいます.結構たくさんいます.
でも,教育現場を,そして大学というところを甘く見てはいけません.
上はシビアに見ています.

教育現場は不言実行が美徳です.
不言実行というよりも,1のことを頼んだら10のことをやっていることが大事なのです.
1のことを頼んだら,「10やっていいですか?」と言ったらアピールしてると思われてアウトです.
黙って10やれば良いのです.

そんな人が教員として評価されていくんだと思います.

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