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こりない人たち



日本の首相が変わりました.
菅政権の誕生です.
そんで,
2010.6.7『産經新聞』
菅直人新首相に「期待する」と回答した支持率は57・3%で、「期待しない」の35・6%を上回った。
夏の参院選の比例代表での投票先は、民主党は34・1%と鳩山由紀夫首相辞任直前の前回調査(5月29、30両日実施)の22・0%から12・1ポイント増と急伸、自民党との差を16・1ポイントに広げた。鳩山内閣発足時の内閣支持率68・7%に及ばないが、首相交代が一定の効果をもたらした。


なんとまぁ,こりない国民です.
はっきり言って愚民です.

首相が変わったからと言って大筋の政治方針が変わることはないはずなのに.
なんで民主党の支持率が上がるのか,不思議でなりません.

なにを根拠に支持するようになったのでしょうか?
「首相が変わったから」
ですか?
ぜんぜん理由になっていませんよね.

何を期待するというのでしょう?
国民が期待しているもの.それは,
「何か」です.

政治について明確なビジョンも具体的な要望も無いのが,日本国民の正体です.

政治について,まともな報道や解説をしないメディア.そして学校教育が生んだ悲劇が目の前で繰り広げられています.
ある意味,喜劇です.

政権発足して10ヶ月.普天間移設問題にしても,まともな解説をしているニュース,マスコミはほんとんどありませんでした.

未だに民主は,
「沖縄の負担を軽減する努力をしたのだ」
とかトンチンカンな発言を,いえ,言い訳をしています.
んで,そんなバカみたいな言い訳を真に受けて,そのまま垂れ流すメディア.
まともな解説もつっこみも入れられない空気が虚しく流れています.
これも,日本で軍事教育が一切なされていないツケです.

「何か良いこといってそう」
という “感覚” で政治家を選ぶんだから話になりません.

日本国民も少しは政治に目覚めたかな?と思いましたが,今のところ残念な結果になっています.
もう少し痛い目にあわないといけないのでしょうか?