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修士論文発表会


今日は修士論文発表会でした.

大学院生(M2)がドキドキしながら自分の研究を発表する催しです.

私はその会のサポートをしていたのですが,せっかくですから質疑応答タイムには質問を.
発表する人が緊張のあまり地に足が着いていないことを知っている心やさしい私としては,どうとでも答えられる質問をしようと練って手を挙げてみてはいるのですが,どうもうまく言葉にできません.
発表者が困っている顔をしています.ヤバい,と思って質問の仕方を変えてみても,研究内容を初めて聞くこっちとしては質問方法にも限界があるわけですから,ま,いっか,と諦めて「どうもありがとうございました」と言ってマイクの電源切って座ります.
そして自分自身のスポーツ科学への見識の浅さを恥じるのです.
さすが教授の方々は違います.その道の専門家であることを,こういうところで再確認させられます.手厳しい指摘もありますが,思い切って突っ込めるのは知識の裏付けがあるからこそ.私もそれに一歩でも近づくために精進せねば...
身内だけに分かる話をすると,今年の発表会は「総括質疑」がなくなり,発表時間も短く(10分に)なり,全体的にスリム化しました.

総括質疑がなくなったことで,凝った質問や院生・学生からの質問がなくなりましたが(彼らは質問を考える時間が必要ですので),まあ,これはこれでさっさと終わるのでいいのではないでしょうか.

“修士論文発表” と仰々しくやりますが,結局そこでの “発表” によって論文自体がどうこうなるわけでもないですし,“発表” を一種の通過儀礼として位置づけることが今回は明確になったようです.
まあ,何にしても発表者の皆様お疲れさまです.
どうでしょうか.「こんなもんか・・・」と感じられたのではないでしょうか?
“発表” なんてそんなもんです.
発表会が終わって,その後私はアルバイトでやっているトレーニング指導に自転車で向かったのですが,今日はいつになく気温が高く,やっと春の気配がしてきました.

30人定員である参加者が,今日は5人と少なかったこともあり,ちゃっちゃと終わらせて帰ってきたら,猫が一匹自宅アパートの倉庫に座っています.

逃げない.そして,追いかけてくる.

何のつもりだこの猫.
部屋の前まで付いてくる.一緒に部屋に入ろうとする.
素早く体を玄関に入れ,一緒に入ってこないように閉めたのですが,いつまで鳴きやまない猫.ドアを叩くこともある.

お前何しにきたんだよ.帰れ.

これを書いている時もまだニャーニャーいっています.

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